「夜動く」イメージビデオ 

お待たせしました。完成いたしました。
光過敏性発作の恐れのある方は視聴をお控え下さい。


Myspaceではステレオで聴けます。
どれでも embed 出来ますので、埋め込み/貼り付けをなさる方はお好みでどうぞ。
Myspace版

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==経緯==

●まず、「呂師(ろし)」という、舞踏の世界では、舞踏家としてよりはむしろ舞台美術/舞台監督として活躍している人物がおります。

●彼は数年前「自分でソロを踊りたい」と思い立たれ、公演を行いました。音楽は友人である、舟沢に発注されました。
この曲に関しての彼の監修は、舞踏としては異例なほど厳しいものでありました。舟沢の他の楽曲と作風が違って聴こえるかもしれませんが、それは以上の理由によるものです。

●監修が厳しかったにも関わらず、作曲者としては、かなり明確に「舞踏の映像」を思い浮かべながらこの曲を作り上げました。

●実際に公演を見てみると、私が脳裏にいだいていた映像とはかなり違う踊りでありました。

●数年経ってもなお、その「舞踏映像」は脳裏から去りませんでした。
悩んだ末、ヴィデオを作る機会を得た際に、その脳裏の映像を具現化する決意を固めました。

●舟沢の「脳裏の舞踏」を踊っていただくにあたり、もっとも近い身体や動きをお持ちの友人、「点滅(てんめつ。元:赤色彗星館)」氏にお願いすることにしました。そして、呂師氏に、自分にはあの曲について別の踊りというか、踊りの映像のようなものが脳裏にあって、それを映像化したいと思っていること、それを点滅氏に頼むことを告げました。怒られるかと思ったのですが、彼は「じゃ、俺がセットする。」と言い、スタジオ予約や照明など、スタッフとして大々的に関わってくれました。

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以上のような経緯で、

→まず、舞踏家のイメージに可能な限り寄り添って音楽を作る
→その音楽に、音楽家が元の舞踏家のそれとは別の舞踏イメージをいだく
→その舞踏イメージを、音楽家のイメージに寄り添うように別の舞踏家に踊っていただく
→それをさらに編集して、ミュージックビデオとして完成させる

という入り組んだ経緯の映像作品が出来上った次第でございます。

コメント

早速、堪能させていただきました。

無機質感と生身の存在感が同時に僕の身体の中で沸いてきて、限りなく肯定的な意味での「不安定さ」を味わいました。

待っていた甲斐がありました。

おめでとうございます。

Re:

>タダシ様

お待たせして申し訳ありませんでした。

編集が覚悟していたよりもはるかに厳しかったことと、マシントラブルとで、当初の予定より約1ヶ月半遅れてしまいました。

喜んで下さる方がいてなにより嬉しゅうございます。

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