祖父の声、のような
今朝方、30年以上前に他界した祖父に、
「一日一日を大切に生きるんだ」
と“言われたような実感”を持って目が覚めた。
実際に睡眠中の私に祖父が話しかけてきたのか、
あるいは、祖父が生前口にしていた、
「人間は70を過ぎたら一日一日を大切に生きる」という言葉が、
無意識下から昇ってきたのか、はっきりとしない。
両方なのかも知れない。
なぜその言葉が今になってありありと“聞こえて”きたのかも、
はっきりとしない。
祖父なり、無意識なりが、昨今の私のささくれ立った精神生活に声をかけたのか、
あるいは私の寿命が近いのか。
それも、はっきりとしない。
健康診断には行ってるんだがなぁ。
気に病んでもしょうがないので、とりあえず、
「これが空の見納め」という気持ちで空を見上げたり、
「これが太陽の浴び納め」という気持ちで炎天下を歩いたりしてみる。
おじいちゃん。
こんなんでいいですか。
「一日一日を大切に生きるんだ」
と“言われたような実感”を持って目が覚めた。
実際に睡眠中の私に祖父が話しかけてきたのか、
あるいは、祖父が生前口にしていた、
「人間は70を過ぎたら一日一日を大切に生きる」という言葉が、
無意識下から昇ってきたのか、はっきりとしない。
両方なのかも知れない。
なぜその言葉が今になってありありと“聞こえて”きたのかも、
はっきりとしない。
祖父なり、無意識なりが、昨今の私のささくれ立った精神生活に声をかけたのか、
あるいは私の寿命が近いのか。
それも、はっきりとしない。
健康診断には行ってるんだがなぁ。
気に病んでもしょうがないので、とりあえず、
「これが空の見納め」という気持ちで空を見上げたり、
「これが太陽の浴び納め」という気持ちで炎天下を歩いたりしてみる。
おじいちゃん。
こんなんでいいですか。
- [2018/07/23 17:27]
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扇風機が火を噴いて治す
幼少時、父がいつ買って来たかは思い出せない。
古い扇風機。

(あまりにも汚いので全体画像は自粛します)
型番は東芝DP-30W。検索すると1968年製とあるが、
なんとなく70年代に入ってから家にあったような気がする。
高校時代(80年代)、私が「ふりーよこの扇風機」と言うと、
父は「古くたって吹いてくる風ぁ一緒じゃねーか」と笑っていたものだ。
一人暮らしを始める時にもらい受け、使い続け、
父が他界してずいぶんと経った2018の現在まで使っている。
年を経るごとにすこしづつ風力が弱まっていき、
エアコンをゆるめにかけて、“弱”で使うと、
非常に静かな微風を得ることができる。
が、今年に入って、何度か、持ち上げて動かす際などに、
パン!と音がしていた。
びっくりして「今の音なんだ!?」と見てもわからない。
が、今日再びパン!と音がして、
ひょっとして、と電源ケーブルが出ている場所を弄ったら、
パン!と瞬間的に火を噴いていた。こりゃいかん。
捨てる前にダメで元々、中を開けてみる。
筐体の中の電源ケーブルが傷み、炭化し、
もはやむき出しになった「ヒゲ」だけで通電していたことがわかる。

(写真はちょっと引っ張ってちぎれた後です)
逆にこれで今まで通電していたのがすごい。
このせいで風力が弱まっていたのか(殆ど抵抗じゃないか)。
火事になる前に気づけて何よりだ。
要するにこの電源ケーブルを変えればいいだけのこと。
昔、不燃ゴミで捨てる際に切り取って残しておいた、
ラジカセ用電源ケーブルを引っ張り出し、
ハンダ付けされた純正ケーブルを、
「かつてラジカセの電源ケーブルだったケーブル」に、
付け替える。

(上がオリジナル、下が元ラジカセだったもの)
作業の難易度としては「キャノンケーブル作るぐらい」なのだが、
家電製品をハンダで治すことは普段しないので、ちょっと緊張する。
これでなお火を噴いたら完全に自己責任だ。

付け替えてみれば簡単に治ったのだが、
炭化したヒゲだけの通電ではなくなったので、
あの超微風はなくなってしまった。
だが、それでも近年買ったもう1台の扇風機より、
遙かに静かな音である。
回転数が違うのか、羽根の形が違うのか。
スイッチ類もしっかりしてるし、いい感じだ。
経済活性化という観点から見れば買い換える方がいいのだろうが、
筐体のしっかり感といい、愛着といい、静かさといい、
この昭和の扇風機、まだ使うつもりでいる。
古い扇風機。

(あまりにも汚いので全体画像は自粛します)
型番は東芝DP-30W。検索すると1968年製とあるが、
なんとなく70年代に入ってから家にあったような気がする。
高校時代(80年代)、私が「ふりーよこの扇風機」と言うと、
父は「古くたって吹いてくる風ぁ一緒じゃねーか」と笑っていたものだ。
一人暮らしを始める時にもらい受け、使い続け、
父が他界してずいぶんと経った2018の現在まで使っている。
年を経るごとにすこしづつ風力が弱まっていき、
エアコンをゆるめにかけて、“弱”で使うと、
非常に静かな微風を得ることができる。
が、今年に入って、何度か、持ち上げて動かす際などに、
パン!と音がしていた。
びっくりして「今の音なんだ!?」と見てもわからない。
が、今日再びパン!と音がして、
ひょっとして、と電源ケーブルが出ている場所を弄ったら、
パン!と瞬間的に火を噴いていた。こりゃいかん。
捨てる前にダメで元々、中を開けてみる。
筐体の中の電源ケーブルが傷み、炭化し、
もはやむき出しになった「ヒゲ」だけで通電していたことがわかる。

(写真はちょっと引っ張ってちぎれた後です)
逆にこれで今まで通電していたのがすごい。
このせいで風力が弱まっていたのか(殆ど抵抗じゃないか)。
火事になる前に気づけて何よりだ。
要するにこの電源ケーブルを変えればいいだけのこと。
昔、不燃ゴミで捨てる際に切り取って残しておいた、
ラジカセ用電源ケーブルを引っ張り出し、
ハンダ付けされた純正ケーブルを、
「かつてラジカセの電源ケーブルだったケーブル」に、
付け替える。

(上がオリジナル、下が元ラジカセだったもの)
作業の難易度としては「キャノンケーブル作るぐらい」なのだが、
家電製品をハンダで治すことは普段しないので、ちょっと緊張する。
これでなお火を噴いたら完全に自己責任だ。

付け替えてみれば簡単に治ったのだが、
炭化したヒゲだけの通電ではなくなったので、
あの超微風はなくなってしまった。
だが、それでも近年買ったもう1台の扇風機より、
遙かに静かな音である。
回転数が違うのか、羽根の形が違うのか。
スイッチ類もしっかりしてるし、いい感じだ。
経済活性化という観点から見れば買い換える方がいいのだろうが、
筐体のしっかり感といい、愛着といい、静かさといい、
この昭和の扇風機、まだ使うつもりでいる。
- [2018/07/03 00:03]
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