悲しみに笑う昼顔 

「昼顔を観想の対象として見つめると、
人間は悲しみの感情を覚えるはずだ」
そう言ったのは、たしかR・シュタイナーだったろうか。
もう、忘れてしまった。

雨に打たれる昼顔をいくら見つめても、
これといって、悲しみの感情は湧いてこない。

むしろ、このような雨、
このような状況下にあって、
花が少し、笑っているようにも見えてくる。

本当の悲しみを知っている人間だけが見せる、
ある種の微笑みのような。


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迷った果てに 一本道
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