体調を崩した際に見る悪夢のような 

開発は進む。

開発を逃れた自然は、
日に日に狭まっていく。

人口は減る。

狭くなった自然を切り取ると、
これが百年前の風景なのか、
百年後の風景なのか、
よくわからなくなる。



この、体調を崩した際に見る悪夢のような風景が、
いま現在の風景、ということになる。

謹賀新年2023:次回ライブ5/20 

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


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これほどまでに生活が変化し、世界が変化し、
年始に一体何を書くべきか、
考え込むところではありますが、
差し当たって、

次回ライブは5/20(土)を予定しております。

だいぶ先ではありますが、
頭の隅に置いていただくか、
お手持ちのスケジュールアプリにでも入力しておいていただければ幸いです。

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生活の激変。世界の激変。

それらに思いを馳せておりますと、
奇妙なことに、静かなイメージが広がっていきます。

これはもちろん、
「これから静かな時代がやってくる」ということではなく、
むしろ混乱はますます深まって行くようにも思うのですが、
その混乱の一つ上の層に、
静かな世界が広がっているように感じるのです。



この静かな層は、元々、私たちの内外に遍在していたのかもしれません。
それが、私(たち)が一つ下の層に落ちたことによって、
イメージとして見えるようになったものかもしれません。

この静かな、衆生の影響を受けない層とのつながりを、
忘れないように、それが無理なら、時折は思い出せるように、
この変動の世界に、在り続けたいと願っております。
追記/補足を読む