冬の明朗
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枯れた紫陽花の複雑な枝の構造に感動し、
枯れたススキの茫漠と空に溶け込む様に感動している。
そこに自らの心象を投影するでもなく、
そこに春の萌芽を見るわけでもなく、
ただただ、衰滅と死によって露わになる、
形態の構造に感動している。
緑を失った植物が時として見せる、
この圧倒的な明朗さは何なのだろう。
私(たち)も、これからの衰滅にあたり、
この奇妙な朗らかさに、たどり着けるのだろうか。
- [2016/12/28 15:24]
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