赤潮、クラゲ、地球と宇宙、それから人生の概観 

赤潮の海にクラゲが漂う。
その流動する海を写真に撮ると、
意外にも、石のような印象に変わる。

プランクトンでスープのようになった水は石のように見えるし、
クラゲはその中の化石のように見える。

akasiokurage2022_1.jpg

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R・シュタイナーの言う、「月紀」と「レムリア期」、
この2種類の時代が、
何度読んでもイメージだぶって、
混同してしまう。

片方は「今よりも一つ前の宇宙の状態」、
もう片方は「アトランティスより一つ前の文化期」。
いくら読んでもイメージ化は難しいし、
この全く違う2つの時期は「似ている」という記述も出てくる。

生き物がスープのように入り混じって生きている時期。
そんな風にイメージはする。
詳しい人からすればさぞ粗雑なイメージなのだろうけれど、
私にはそれ以上詳細なイメージは抱くことができないし、
ネットを検索してもまずまともな画像は出てこない。

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赤潮を写真に撮ると化石みたいになるな、
赤潮って下に沈んで、何万年かしたら化石になるのかな、
そういえば月紀とレムリア期ってイメージできないな、
などと思って、眠りに就いて、翌朝、

「なんという長い時間を生きたのだろう」

という愕然たる思いで目覚めたことがある。

とうとう成長しなかったある種の能力、
とうとう改善しなかったある種の関係、
分かり合おうとした年月、
分かり合うことをとうとう諦めて、
ひたすら距離を離し続けた年月、
努力と辛苦だけがあって、
殆ど何一つ前に進まなかったあまたのものごと、

睡眠中、それも夢の中ではなく熟睡中に、
この、『人生を概観したような体験』を持って、
愕然と目覚めたことがある。

今までの人生と、
赤潮と、クラゲと、
月紀と、レムリア期が、
どう繋がって、この体験が生じたのか、
自分でも、よくわからない。

長い時間を概観するということ。

akasiokurage2022_2.jpg

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