段ボールを食べる夢 

最近、夢の中で、私は時折、
段ボールをかじっている。
味はない。だが、熱心に食べている。

私は、ダンボールを食べながら、
自分がダンボールを食べているということが、
人に知られるのではないか、
と周囲を気にしていて、
人に気づかれないように、
こそこそと、段ボールを食べている。

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愚にもつかない夢にも思えるが、
印象に強く残ったので、
「自由連想法」で自己分析してみる。

自分にとって段ボールとは、と連想していく。

連想していくと、私にとって段ボールとは、

・外界との接点、つながり(ネット通販)
・貨幣価値が極めて低い

などといったイメージであることがわかる。

つまり私は、

「貨幣価値の極めて低い、外界との接点・つながりを、とても大切な養分だと思って摂取している。そのことを、人に知られたくない。」

そう思って、周囲を気にしながら、人に見られないように、
夢の中で段ボールを食べている、ということになる。

まあ、そうだろうな、と自分で腑に落ちる。

お金が欲しくてやってるわけじゃないだなんて、
何らかのつながりのほうが重要な栄養だなんて、
知られては、困るんだ。
ライブだって、音源だって、収益がなくっちゃ。

何十年やっても慣れることのない確定申告をどうにか済ませ、
会いたい人にも会わず、リモートで働き、
日用品をネット通販で手に入れ、
ひとりぼっちで天井を見上げ、

そうだよな、収益がなくっちゃこれが全部終わるんだもんな、
むしろ収益こそが社会とのつながりだと思わないとな、
そう思うからこそ、
コソコソと段ボールを夢の中でかじるんだよな、

そんな風に思って、今日も眠りに沈んでいく。

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