行き止まりの喜び 



もうこの先へ進めない、ということが、
唐突に、喜びとなることがある。

絶望にならない行き止まりというものが、
どこかに、確かにあって、
その喜びは唐突に訪れ、
緩やかに消えていく。

その喜びは向こう側からやってきて、
向こう側へと還っていくものであって、
こちらから目指すものではないらしい。

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